【三浦佳生の言葉/トリノ限定取材】佐藤駿の部屋で気分転換 「全日本、見とけよ!」

【トリノ(イタリア)=松本航】フィギュアスケート男子のグランプリ(GP)ファイナルで、初出場の三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/目黒日大高)は5位となりました。

ショートプログラム(SP)は3位でフリーは6位の総合5位。地元イタリアのダニエル・グラッスルが沸かせた後に滑って感じたこと、大舞台で1人だけまとめられなかった悔しさ、来季GPファイナルへの思い。大会後の宿舎の様子や好きなアニメなど表現の今後、そして初のトリノを二字熟語で表すと-。

現地派遣記者だけに限定された一夜明けインタビューをお楽しみください。

フィギュア

<GPファイナル>男子シングル5位:三浦佳生一夜明け会見

SPの演技をする三浦佳生(ロイター)

SPの演技をする三浦佳生(ロイター)

【GPファイナル男子シングル成績】


順位選手SPフリー合計
1宇野昌磨99.99204.47304.46
2山本草太94.86179.49274.35
3イリア・マリニン80.10191.84271.94
4佐藤駿76.62173.54250.16
5三浦佳生87.07158.67245.74
6ダニエル・グラッスル80.40164.57244.97

駿と約束「ブラボー」 僕は言えんかった

――サッカーFIFAワールドカップ(W杯)の試合後インタビュー風に

三浦 「ブラボー」言えない(笑い)。

――W杯は見ていたか

三浦 サッカーはちょっとハマッちゃいましたね。もともと、あんまり見てないんですけど、練習リンク(の近く)に横浜F・マリノスありますけど、あんまり知らなくて。ただ、ちょっと今回のW杯を見て面白いなって。

――受けた刺激は

三浦 行きの飛行機、ちょうど出発したくらいに(機内映像で)日本対クロアチアをやっていて、見ていて、惜しかったなと。いい刺激になりました。他の分野の競技でも、日本の選手が頑張っている姿に本当に感動しました。

――自分も「ブラボー」言ってやるぞ、みたいな

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。