【佐藤駿の言葉/トリノ限定取材】昌磨君、草太君4回転の質が全然違う。質を高めたい

【トリノ(イタリア)=松本航】フィギュアスケート男子のグランプリ(GP)ファイナルで、シニアでは初参戦の佐藤駿(18=明大)が4位になりました。

ショートプログラム(SP)の6位から、ほぼノーミスのフリー4位で巻き返し。19年ジュニアGPファイナルで優勝した思い出の地に舞い戻り、完全復調のきっかけをつかみました。

SPとフリーの違い、想像以上に伸びなかった演技構成点の自己分析、優勝した宇野昌磨と2位の山本草太から感じたこと、代名詞の4回転ジャンプの将来像-。現地派遣記者だけに限定された一夜明けインタビューをお楽しみください。

フィギュア

<GPファイナル>男子シングル4位:佐藤駿一夜明け会見

エキシビションで演技する佐藤駿(共同)

エキシビションで演技する佐藤駿(共同)

【GPファイナル男子シングル成績】


順位選手SPフリー合計
1宇野昌磨99.99204.47304.46
2山本草太94.86179.49274.35
3イリア・マリニン80.10191.84271.94
4佐藤駿76.62173.54250.16
5三浦佳生87.07158.67245.74
6ダニエル・グラッスル80.40164.57244.97

ルッツ手応え「フリーに関してはかなりいい」

――一夜明けて

佐藤 4位という結果に関しては頑張ったかなと思っているんですが「ショートは悔しかったかな」「今回こそはいけるかな」と思っていたのに、1番滑走ということもあってか、やはり調整ができていなかった感じでした。

――日下コーチと試合後に話したか

佐藤 フリーを終えて帰ってから「ショートをたくさん練習しよう」と言われました。

――4回転ルッツは取り戻せたか

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。