【150秒にかける青春】梅花高校RAIDERSがハワイで学んだこと~遠征リポート

チアリーディングの強豪・梅花高校「RAIDERS」がワイキキを彩った。3月8日から4泊6日で遠征。ハワイ大学との合同練習やホノルルフェスティバルにも参加し、コンベンションセンターで演技披露。メインストリートであるカラカウア通りのパレードでは現地の人の心をつかんだ。

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メイン通りでパレード
ワイキキをチアが魅了

強く美しい「RAIDERS」は、日本を越えても認められる存在になった。

ワイキキビーチに並行するメインストリート。現地の人々や観光客が集うホノルルの中心地で華麗な演技を披露した。

日曜の昼下がり。道路は通行止めとなり、パレードが始まった。

まるでディズニーランドのパレードのような人だかりだ。

道路上で繰り広げられた華麗なダンス、壮大なスタンツ。買い物途中の人たちまで店から出てきて、その光景にくぎ付けになっていた。

一緒になって踊る人や、スマートフォンで撮影する人、手拍子をする人。

「YOUNG MAN」の曲が流れると、皆が一緒になって「YMCA」のポースをとった。

日本からやってきた高校生と梅花中学の部員たち。パープルを基調としたユニホームは、チアの本場でも強烈なインパクトを残した。

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編集委員

益子浩一Koichi Mashiko

Ibaraki

茨城県日立市生まれ。京都産業大から2000年大阪本社に入社。
3年間の整理部(内勤)生活を経て2003年にプロ野球阪神タイガース担当。記者1年目で星野阪神の18年ぶりリーグ制覇の現場に居合わせた。
2004年からサッカーとラグビーを担当。サッカーの日本代表担当として本田圭佑、香川真司、大久保嘉人らを長く追いかけ、W杯は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、ラグビーW杯はカーワンジャパンの2011年ニュージーランド大会を現地で取材。2017年からゴルフ担当で渋野日向子、河本結と力(りき)の姉弟はアマチュアの頃から取材した。2019年末から報道部デスク。
大久保嘉人氏の自伝「情熱を貫く」(朝日新聞出版)を編集協力、著書に「伏見工業伝説」(文芸春秋)がある。