皆さま、こんにちは。昨年は1月に芦屋周年を勝つことができ、久しぶりに序盤戦は良かったですが、そこから尻すぼみでした。どのレース場も1年に1度、モーターが替わり、その度に調整も変わります。それが年間を通して、つかめませんでした。ターンの乗りやすさもそうですし、舟足も全体に…、という感じでした。乗りやすさは欲しいですが、乗りにくくても舟足があればレースは組み立てやすくなります。そのプロペラ調整が難しい1年になりました。

今年も1走1走、全力を尽くします!
今年も1走1走、全力を尽くします!

大村グランプリも悔しい結果でした。ファースト(1st2回戦)の前付けは展示、特訓の感覚で決めました。深い起こしも練習してましたし、1着勝負だったので、勝つにはそこしかないという思いもありました。自分で攻め、最善は尽くせましたが、セカンド(2nd)には進めませんでした。その後の結果も悔しい、反省の残る、課題の残る1年になりました。

その中で、同期に励まされた1年でもありました。大串重幸君、今井裕梨ちゃんの初優勝、大峯豊君(優勝5度)の活躍や、浜崎直矢君(優勝6度)も初のSGの権利を取りました。一緒にクラシックに行ける同期がいるのはうれしいですし、自分も頑張らないと、と思える年でした。

1月8日に、39歳になりました。今年は30代最後の1年です。年を重ね、身体的なものを言い訳にせず、トレーニングに励み、より一層、集中したいと思っています。目標は今年もグランプリの優勝です。これに変わりはありません。ただ、先のことを言っても仕方ないですし、目の前の1走1走を黙々と、淡々と頑張ること。これが大事だと思います。昨年学んだ失敗を、今年に生かせるようにしたい。いい節目の1年にできるように頑張ります。(ボートレーサー)