皆さま、こんにちは。野球のWBCは本当にすごかったです。注目していた群馬県出身の周東佑京選手の走塁も本当に速かった。大会期間中は、ボートレーサーもテレビ観戦を楽しみにしていました。メキシコとの準決勝は、ちょうど僕らが平和島の宿舎を出発するころに試合開始。自分の仕事に集中しながら、作業、着替えの合間に少し観戦できました。負けられない戦い、そこにかける思いは学ぶべきものがありました。

平和島のSGクラシックは後輩の土屋智則君が優勝しました。初日から「これはいいですね」とチャンスのありそうな雰囲気はありました。ですが、SGなので先行きは分からない面ばかり。久田敏之さん、土屋君、僕の3人部屋でしたが、あまり深い話はせず、普段通りに接していました。

土屋智則君、SG初優勝おめでとう！　水神祭で祝福できました

土屋君は個性の強い選手が多いといわれる97期生で、その中でもレーススタイルは、変幻自在のくせ者。でも、物事は、はっきりと言うし、どっしりと構えているタイプ。その上で、すごく気を使ってくれます。平和島では、あまり緊張はせず、いつも通り、淡々としてました。もちろん気合は感じましたし、レース前は少し緊張したようですが、むしろ見ていた方が緊張しました。優勝した後も「先輩の方が緊張してましたね」と言われました（笑い）。昔から一緒に記念レースを走ることも多く、頑張っていた姿を見てきたので、うれしさは大きいです。また、同期の浜崎直矢君がSG初出場。1着（2本）を取り、水神祭もありました。若いころからの取り組み、苦労を知っているので本当に喜べた瞬間でした。

さて、3月には132期生の養成訓練修了記念競走が行われました。各地で5月からデビュー戦を迎えます。これからのボート界を盛り上げてくれる若手の中で、お気に入りの若手をぜひ見つけてください。群馬支部からは岩下巧斗（5月7日～多摩川）君、井田涼介（未定）君、河内悠利杏（未定）さんの3人がデビューしますので、応援をよろしくお願いします。（ボートレーサー）