11日は、東日本大震災の発生時刻に、黙とうがささげられた。福島県出身の桐生順平は、北の方角を確認し、頭を下げた。

 宮城県出身の万正嗣は「あの当時の気持ちは言葉に表せない」と振り返った。東北出身のこの2人は、予選を突破。今持てる力を最大限に発揮して、ファイナル進出への切符をつかみたい。