【工藤浩伸・買口一番】

最近、すっかり聞かれなくなったが、以前は道中で追い上げるなど、食らい付くように走る選手のことを「マムシ」に例えた。

荒井輝年が初日12Rドリーム戦を終えて「マムシにかまれたよ」とぽつり。つまりは、3周2Mで岡瀬正人に抜かれて6着に敗れたことを、そう表現した。

その岡瀬は前半5Rこそ力感を欠いたが、後半は「普通くらいの足になったし、バランスも取れてきました」と、調整の成果を強調した。

◆8R 岡瀬がマムシのごとくしぶとい走りで勝負どころを制する。(3)(1)、(3)(2)、(3)(4)流しの計12点。