【予選チェック】

初日の日刊ドリームを制した豊田健士郎が好調だ。2日目9Rは2コースから鋭く差し、バックで伸びて佐藤悠を競り落とした。3走オール2連対。「しっかり回っていてレース足がいい。回った後の押しがある」。伸び中心に上位。3日目は7R4枠と11R1枠の2走で勢いを加速させる。

倉谷和信の機力も抜群だ。2日目6Rのイン戦は1Mで外に流れ、上村純一の差しを許して前に出られた。それでも2Mで差し返し、一気に伸びて逆転した。「バランスが取れていい足だと思う。乗り心地も大丈夫」。エース候補の56号機は出足から伸びが超抜だ。

G1太閤賞優勝機を駆る岩永雅人は3Rを5コースからまくり差して2着、7Rは3コースからまくって初白星を挙げた。「スリットでは目に見えて出ていく感じがある」と抜群の手応え。蜷川哲平は5Rを逃げて通算998勝とした。