倉谷和信(60=大阪)は準優11R、2コースからまくりに行き、藤岡俊介、香川素子を振り切って2着に入り、優出を決めた。

「エンジンは変わらず伸び型。握って回ればいい」。相棒の56号機は3月の初降ろしで上田紗奈が転覆もありながら出足から伸び抜群で5勝、続くG1太閤賞でも福来剛がレース足鋭く選抜戦2着に入ったエース格。倉谷は体調を崩していたこともあって、今節は約3カ月の休み明け。「リハビリのつもりで来たんですがね」と笑う。優勝戦は5枠から、前付けも視野に入れて20年1月以来の優勝を狙う。