【12R:優勝戦・推理】
もう勝つべきだろう。峰が今度こそSG初制覇を決める。予選トップの篠崎が準優11Rで敗退。優勝戦のポールポジションが転がり込んだ。当初は伸びに偏っていた機力も、着実に実戦足をアップさせて申し分のないムード。スタート勘もばっちりだ。あとは、いかに集中して臨めるかだけ。
機力で引けは取らない辻だが枠の差は大きい。スタートで圧力をかけて峰のミスを誘い、ワンチャンスを狙う。井口は準優同様に3カドを含めた大胆な取り口で見せ場を作る。井口の攻めに乗る前本は、差し場を突いて連圏内に運ぶ。
峰 突出した足はないけど、総合点が高い。どの足も二重丸を付けていい。ただ、起こしに少し不安がある。そこは解消したい。
辻 伸びは負けることがない。少し回転を外して乗りにくかった。優勝戦に向けて気になることは全部やる。スタートは心配ない。
井口 ペラがはまった。出ていく足はないけど、スタートのしやすさがある。足は仕上がっている。スタートも勘通り。
前本 全体的にバランスが取れて、どの足も水準より上はある。上位に近い。スタートもコンマ10前後では行けると思います。
丸岡 3日目から調整の方向性が分かった。直線も良くなっているし、ターンもスムーズ。レースに集中するだけです。
坪井 伸びは普通ぐらいだけど、レース足がいいですね。道中競っても感触がいい。スタートは何とかコンマ10を行きたい。