【12R:優勝戦・決断】

 平田が不動の軸。初日から出足、伸びともに水準以上のレベルにあって、がっちりオール2連対をキープしてきた。今年4月末に当地一般戦で優勝しているように、コース相性も抜群だ。今節もイン戦は3戦3勝と結果を残している。今年4度目の優勝へ、スタートに集中して一気に押し切る。

 複勝率47・0%の良機を味方につけた東本が相手筆頭だ。鋭角に差して浮上する。西山も回り足が悪くない。最内を差して連圏内。後藤も実戦足では上位の一角。内2艇の間を割って。

 平田 調整して手前の足は多少良くなった。回ってからの足がいい。他の足も悪くはなかった。課題はスタートだけ。

 東本 競って出ていく感じはある。足は飛び抜けてはいないけど、全体に少しずつ強めだった。追い風ならばチャンスはある。

 後藤 ターン回り、出足は本当にいい。数字(複勝率26・1%)以上はある。天候に左右されることなく舟足が安定している。

 西山 足はまずまずで悪くはない。乗りやすさがあっていい。ペラで微調整するぐらい。スタートは分かっている。

 丹下 内野選手のアドバイスで3日目から良くなった。体感がいいし、前に押す感じがあった。伸びることはない。

 原田 序盤は伸び型だったが、準優では手前の足が良くなった。ペラにしっかり反応してくれる。優勝戦は伸び仕様も考える。