川野芽唯(30=福岡)が優勝戦1枠を手にした。準優10R、インから仕掛けこそコンマ15の4番手スタートだったが、1Mはしっかり逃げた。「ターンの出口で返ってきましたね」。回り足には上昇ムードを感じさせた。

 昨年はベスト12人によるクイーンズクライマックス(福岡)でG1初優勝、今年はレース中のけがなどが影響して優勝ゼロ。シリーズ回りとなった。「前年(クイーンズクライマックス)覇者として恥じないレースをしたい。ここを勝てば、いいモチベーションで来年につながる」。31日のシリーズ優勝戦11Rは、今年の悔しさをぶつける。