【12R:優勝戦・決断】

 松本がトライアルを1、2、1着とほぼ完璧な成績で優勝戦1号艇をゲットした。約5年2カ月ぶりとなる平和島でのレースを心配されたが、パワー十分の実戦足で結果を出し続けた。あとはメンタル面。普段通りに自分のレースができるかに女王初戴冠が懸かる。

 対抗はTR3回戦を逃げ完勝した長嶋。3号艇センターは得意、日を追うごとに足も仕上がってきた。差しに的を絞る竹井もチャンス。逆転されたとはいえ、実際に3回戦では松本を差しており再現を狙う。寺田はカド全速戦で、ベテランの力を見せたい。

 松本 伸びもいいですし、出足も申し分ない。4日目より底上げはできた。スタートは全速で0台後半を目指したい。

 竹井 起こしに不安がなく、スタートが決めやすい。でも乗り心地は良くなかった。合っても中堅。スタートはしっかり行きたい。

 長嶋 本当にいい感触でした。求めたかかりが言うことなかった。ここが良くなると全部が来る。スタートもある程度は自信ある。

 寺田 4日目が100点に近く、5日目は70点。ターンのスムーズさを少し外した。でも合えば全部がいい足。10全速を目指して。

 遠藤 バランスが取れていいと思ってます。かかりをスムーズにしたい。起こしは風で来なかっただけ、スタート勘は見えてます。

 平山 手前のかかりがしっかりした。バランスが取れて来ました。上位に入る足になった。10のスタートが行ければ展開あるかな。