稲垣裕之(39=京都)が2年連続2度目の挑戦に決意を込めた。

 今年は2月の全日本選抜で落車失格するなど前半戦は低迷した。だが「やっと8月オールスターから調子を取り戻せて、念願のG1(10月寛仁親王牌)が取れた」と、悲願達成の1年を振り返った。

 村上義弘の前で自力勝負。この日は岩津裕介が「京都勢の後ろ」を宣言して、唯一の3車ライン。長さを生かして展開優位に運び、京都ワンツーを狙う。