初開催「ワールドエボリューショントーナメント」の予選2走目は雨中の決戦となった。

 8Rはトマシュ・バベク(30=チェコ)が正攻法からの突っ張り先行で鮮やかな逃げ切り勝ち。後方で不発に終わった初日(4着)の雪辱を果たした。

 スタートで果敢に飛び出したバベクを早坂秀悟、星島太、佐藤友和、永井清史、小嶋敬二、三谷政史の順で追走。赤板から永井が前を押さえに行くと、これに合わせたバベクが打鐘で誘導員をかわし、最終ホームでさらにペースを上げて主導権を取った。

 永井は後退し、逃げるバベクに早坂、星島、佐藤と続き、早坂は離れ気味。2センターから早坂が早めに踏み込んだが、これをバベクが封じて押し切った。

 早坂が流れ込んで2着、佐藤が星島をかわして3着。2車単(6)(1)は450円、3連単(6)(1)(7)は1000円と、いずれも2番人気で順当に決着した。