競輪、楽しんでますか?

 21日終了の前橋ミッドナイトはガールズが児玉碧衣、ボーイズ…じゃなくてチャレンジは菱沼元樹の両選手が見事優勝しました。

ホッとした表情の児玉碧衣
ホッとした表情の児玉碧衣

 児玉さんは予1でまさかの3着。何しろ今年ここまで25戦して22勝、2着3回だったから、初めて連対を外したことで、内心はかなりショックだったと推察します。とはいえ、さすがに予2は修正して7車身差の圧勝。ホッとした様子が印象的でした。そして決勝は梅川風子選手との激闘を制して今年7回目のV。実力を見せつけると同時に、この後の平塚ガールズコレクション(5月3日)に弾みをつけました。

 一方、チャレンジは菱沼選手が逃げ切って完全V。デビュー当時は少々危なっかしい走りが見られましたが、最近はレースにも慣れて安定感抜群。これからは「ひし形ポーズ」で売りだすそうです(ほとんどこちらの強制ですが…)。

「菱形ポーズ」で売り出す? 菱沼元樹
「菱形ポーズ」で売り出す? 菱沼元樹

 ちなみに、当方6年ぶりの前橋ということで、昼間にはかつて日刊スポーツ評論家として輪界のご意見番だった故鈴木保巳さんのご自宅を訪問。そこで、懐かしい人と再会しました。67期の在校NO・1で、長くS級選手として活躍した清水敏一さん(通称トシちゃん)です。約6年前の引退後は、テナントや飲食関係などを手広く手掛けているそう。「群馬といえば焼きまんじゅう。酒は赤城山だね」と、変わらぬ笑顔でした。昔の仲間や若い選手とも交流があり、「競輪界に恩返しできることなら何でもやっていきたい。前橋は鈴木保巳メモリアル(F1、5月21日~)もあるし、秋には寛仁親王牌(G1、10月5日~)も。ファンの皆さんにもどんどん来てもらいたいね」と話していました。【栗田文人】

「群馬の焼きまんじゅう、うまいよ」。笑顔の清水敏一元選手
「群馬の焼きまんじゅう、うまいよ」。笑顔の清水敏一元選手