佐藤水菜が「児玉(碧衣)さんより前にいて、先に仕掛ける」というレースプラン通りに運び、3番手まくりを決めてガルコレ初優勝を飾った。

車番が悪く、スタートで「7番手が見えた」という。だが、駄目元で上昇すると、3番手にいた児玉が前に入れてくれた。これも勝因となり、逃げる太田美穂-久米詩との車間を切って、詰める勢いで一気に踏み込んだ。

今後は競技のUCIネーションズカップ(香港・13~16日)を挟み、初の4日制松山(6月10~13日)に出走予定。「香港ではスプリント1次予選での目標タイムクリアと表彰台、松山では完全V」と、次のターゲットを掲げた。【村上正洋】