榎本光男(40=静岡)が前回立川で完全Vを果たすなど復活への道を歩み始めている。

 昨年は座骨神経痛を患い、日常生活もままならなかった。「入院している間はベッドに寝たきりで立つこともできなかった。でも今年に入ってケアをしながら練習の方法も工夫して、だいぶましになってきた」。そう話す通り、近況は着実に競走得点を上げてきている。「これ以上、落ちることはない。また上を目指して頑張る」。

 準決7Rでは先行争いを繰り広げる久保田泰弘、横内裕人を、バック3番手からまくって快勝。2節連続の完全Vに王手をかけた。