坂本匡洋(34=大阪)は初日予選では中団から痛烈まくりを放ちながら、前の選手と体が合って不発に終わった。

 しかし2日目1R一般で鮮やかな2角まくりで快勝して借りを返した。「前でたたき合って絶好の流れだったけど、初日よりもきつかった」と引き揚げるとすぐに椅子にへたり込んだ。2場所連続で決勝進出した勢いで、今回も期待されたが初日でよもやの敗退。

 「せめて(2日目に)勝てて良かった」と安堵(あんど)していた。