和田誠寿(29=広島)がデビュー7年7カ月で初めて1、2班の特選シードを得た。

チャレンジでもなかなか芽が出ず、2班昇班にも5年を費やした苦労人。転機は「自力をやめて、自在にやりだしたこと」だという。

「目標を付けてくれることも増えたし、自分でやっても何とかなるようになった」と、自身も成長を認める。

チャレンジ戦でも優勝はなく、昨年12月別府の1、2班戦で初Vを決めた。

特選は同じ中国地区の守安政雄が野口大誠マークを選択。和田の出方が注目されたが「その3番手はない。自分で何かやります」。初の特選で和田の動向が注目される。