準決8Rは中釜章成(24=大阪)が、打鐘6番手から強烈なカマシを打って熊本両者を完封した。特選1番車の松岡孔明らを相手に押し切った好内容が光った。「メンバー的にも一番きついところに入った感じだった。後ろを連れていくような感じで駆けたんですが、きつかった」と汗を拭った。

前回別府に続く連続優勝にリーチがかかった。調子に関しては「ぼちぼちいい感じ」と話すが、加えて「レースでは動けている感じがある」と実戦タイプの仕上がりのようだ。決勝9Rは、準決7Rを逃げ切った枠元一葵の番手戦。後ろを固める中井護とともに近畿トリオで、強力熊本カルテットを粉砕するか注目だ。