新鋭の北川大成（22＝熊本）が3場所連続の予選1着スタートを決めた。

A級6Rでいったん上昇して誘導を退避させ、前受けのの牧田悠生が緩めたホーム手前から一気にたたいて先行。そのまま押し切ると「作戦通りに走れました。牧田さんはダッシュがすごいと聞いていたので、それを出させないような走りができました」と満面の笑みで振り返った。

3場所前の富山で、デビュー以来初めて師匠の広田樹里と同配分となり「思い切りが足りない」と指摘されたという。「あれから何か吹っ切れて、1着も取れるようになってきました」と感謝する。2車に任された準決8Rも迷いなく風を切る。