初代ナイター記念覇者にその名を刻んだ。郡司浩平が、昨年8月の小田原に続く通算3度目、ホームバンクで初のG3制覇を飾った。

 初代ウィナーズカップ覇者としての凱旋(がいせん)レースで結果を出した。「うれしさは高松と同じくらい。今回は地元というのもあって取らないといけないと思っていた。しばらく桜花賞は地元が勝てていなかったし、最高の結果」と胸を張った。賞金加算で年末の平塚KEIRINグランプリ(GP)にまた1歩近づいた。表彰式では、ファンの前で「平塚GP目指して頑張る」と公約もした。「タイトルを取るつもりで、年末までやっていくつもり。あと1つだと思うので」。G3、G2を制した今年、残すはG1ただ1つ。5月京王閣での日本選手権で頂点を狙う。【山本幸史】