今年からガールズGPが開催2日目になり、競輪界でも重要な役割を果たすようになってきた。
ガールズ草創期から10年連続で出場を果たした石井寛子は、もはや殿堂入りといっていい存在だ。このレースをどう組み立てるのか興味が湧く。
近況のガールズは、佐藤水菜が頭一つ抜けていて、それに抗う児玉碧衣らといった構図だ。児玉と佐藤が対決する時は、分かりやすく「女王対決」の文字が躍るが、児玉の心境は「少し調子が悪かっただけで、女王対決とあおるのはやめてくれ。女王は私だ」が本心だろう。
ナショナルチームが不在の時、日本でガールズを盛り上げているのは私たちという自負もあるだろう。トップの選手ほど、その思いは強いと思う。
先月、小倉で行われたガールズGPトライアルは児玉と佐藤が優勝した。表彰式の時は両者が目を合わせず、すでにGPは始まっていると感じた。
児玉はファンに分かりやすく「車が欲しい」とか「バッグが欲しい」と物欲を隠さない。私はプロでやってる以上、ファンに分かりやすく伝えることは大切だと思う。その意味で児玉は本当のプロだと思う。
では、レースはどのように動くのか。力は佐藤が抜けているので、どれだけ後方に置けるかが大切だ。前を取ると先行させられる可能性がある。できれば3、4番手を取るのがいい。
あとは先行する奥井の動きを見て、佐藤より先に仕掛けて勝機をつかむと読んだ。(日刊スポーツ評論家)























