平塚競輪場の施行事務所の廊下には、ガールズケイリン1回目のスタート台につく選手の写真が飾ってある。

12年7月に始まって今年で11年。その中に、野口諭実可がいる。彼女はガールズ1期生でデビューし、今回が初めてのガルコレ出場。勝てないと、練習のための練習になりがちだが、地道に努力し、ここまで成長した彼女には頑張ってもらいたい。

ヤマコウが本命に推す柳原真緒
ヤマコウが本命に推す柳原真緒

今回のガルコレは、絶対的な強さを誇る佐藤水菜が出場しないので、他の選手に優勝チャンスが広がった。柳原真緒は、昨年の当所ガールズGPを優勝しているだけに今回も、是が非でも欲しいタイトルだろう。

柳原の強みは、市田佳寿浩氏に厳しく育てられ、自力を磨くだけでなく、位置取りも意欲的なところだ。

3月に行われた別府ステージでは、位置にこだわり最終ホーム後方になってしまった。小林優香の後ろが欲しかったわけではないと思うが、これ以上は引けないと判断したのだろう。結果的に、佐藤水菜がカマして、最終バック7番手になった。

私は、ただ流動的に位置を取るのではなく、自分の意思で位置を取ることが大切だと思っている。その意味では、負けても実りがあった開催だと思う。

12Rは、好調の小林優香が1番車をもらい有利に思える。柳原は4番車なので、まずは初手で考え、動いて好位を狙わざるを得ない。先行するのは、奥井迪か山原さくらだと思うので、小林より前にいたらチャンスがあるだろう。(日刊スポーツ評論家)

【ヤマコウの印】◎柳原真緒 ○小林優香 ▲石井寛子 ☆久米詩 △奥井迪