3日目は1センターから2センターで突風が吹き荒れ、雨や寒さも加わり厳しいバンクコンディションだった。
準決12R終了後、いつものように志田龍星は「風が強くて…」と倒れ込んで息を切らしながら答えるのが精いっぱい。決勝は地元1人なので優勝を狙っていい。
G3初優勝を狙う志田にとって、厳しいメンバーがそろった。
先行で結果が出ている青野将大が、主導権取りの意欲が高そうだ。準決10Rは、橋本瑠偉との先行争いが予想されたが、青野の先手意欲が橋本を上回った。結果、足を使わず主導権を取り1着。決勝も先行勝負に出そうだ。
自在に走る阿部将大は、1予で逃げて末足を欠いて3着になったものの、2予、準決は自在に走って決勝進出。「ヨコは全く苦にしません」と言う通り、準決は混戦にひるむところがなかった。決勝も位置にこだわりそうだ。
本命に推す志田は、少々早い仕掛けでもちゅうちょせず、けがの影響を感じさせない走りをしている。初日特選は後攻めで先行、2予は逃げ残り、準決はホームまくりだが踏んだのは打鐘過ぎだった。初手の位置取りが違っただけで、踏む距離は変わっていない。確実に調子は上向いていると感じた。
位置取りは、片岡迪之や阿部将の方が実績上位なので、志田が優勝を狙うには足をためて一発狙うしかない。志田に必要なのは、こういう狙っても許されるレースで実績を積むこと。「主役は自分だ」と自覚して走ってほしい。(日刊スポーツ評論家)
【ヤマコウの印】◎志田龍星 ○松村友和 ▲阿部将大 ☆片岡迪之 △山賀雅仁























