片寄雄己(38=静岡)が鮮やかな南関作戦を決めて優勝した。

 神奈川の2人が片寄と折り合い、佐藤龍二-片寄-林雄一で打鐘前にスパートして先行。山田久徳-朝倉佳弘に古性優作-伊藤健詞と続き、北津留翼-富弥昭は後方に置かれた。

 最終ホームで早くも山田がまくりにいくと、すかさず片寄が合わせて佐藤の番手から発進。片寄マークの林は離れ、2角で先頭に立つ片寄を山田が追った。バックから古性、北津留もまくり、古性は3角で山田にブロックされて不発。片寄が押し切り、2段駆けを成功させた。山田が流れ込んで2着。北津留が3着に入った。

 2車単(9)(5)は6910円、3連単(9)(5)(2)は5万6620円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)