カウントダウン連載「ROAD TO グランドチャンピオン」のラストを飾るのは、なるほどデータ集。最大の注目は同一SG3連覇がかかる山崎智也(43=群馬)。グランドチャンピオンに限らず、過去同一のSGを3連覇した選手は誰もいないだけに、前人未到の記録達成の期待は大きい。

 (1)最多連続優勝 15、16年のグランドチャンピオンを連続で制している山崎には、同一タイトル3連覇の期待がかかる。過去のSG戦で3大会連続優勝した選手はいない。山崎には史上初の同一SG3連覇の期待がかかる。

 (2)最多優出 3連覇のかかるその山崎が8回でトップ。太田和美が6回、今村豊と松井繁が5回で続く。このトップ4選手は今大会も出場するため、記録を伸ばせるかどうかも興味を引く。

 (3)鳴門SG 過去2回あり、58年の全国地区対抗(オールスターの前身)、16年のオーシャンC。16年オーシャンCの優勝は石野貴之で、今大会で勝つと鳴門SG連続優勝になる。

 (4)記念日 今村豊は22日に誕生日を迎えて56歳になる。今回の大会で優勝すれば、過去のSG戦最年長記録、52歳7カ月22日の安岐真人(97年若松メモリアル)を抜き、最年長優勝記録を達成する。同記録を達成する可能性がある選手は、今大会では今村豊ただひとり。また2日目の21日には斉藤仁が40歳の誕生日を迎える。【三上広隆】(おわり)