佐伯辰哉(21=広島)が予選7Rで2着に逃げ粘って準決切符をつかんだ。3場所前の福井F1でS級初優勝した佐伯は「降ろし立てのフレーム(オスカ)がよかった。使っている選手はあまり多くないけど、比較的安いのに乗りやすい」とお気に入りの様子。

 準決以降、外国人選手との対戦を見込んで「力勝負をするつもり。でも、決勝なら別ですよ」と話していた。ところが、その後の予選で外国人選手が相次ぎ脱落。日本人だけの準決メンバー表を見た佐伯は「決勝では外国人との連係も考えていたんだけど…」。強力なライバル不在は歓迎だろうが、ちょっぴり残念そうだった。