カウントダウン連載「ROAD TO オーシャンカップ」の最終回は、恒例のなるほどデータ集です。地元選手が強いイメージのあるオーシャンカップ。意外にも、徳山グラチャンで地元Vを飾った白井英治は若松のSGですごく強いんです。

<なるほどデータ>

 (1)近年は地元が劣勢 02年第7回大会までの優勝は、地元選手5回と開催場地区の選手が2回で、地元&開催地区勢が圧倒的な強さを見せた。しかし、03年第8回からナイター開催になって以降、地元Vは05年第10回桐生の江口晃生(群馬)だけ。福岡支部8人は13大会ぶりの地元Vに挑む。

 (2)連続出場記録 大会最多は16回で松井繁、今垣光太郎、太田和美が並ぶ。池田浩二は14年連続で記録を継続中。

 (3)若松のSG実績 若松でのオーシャンカップ開催は13年第18回以来。その間は14、17年にSGメモリアルを開催。白井英治はその3大会すべてで優出し、14年には悲願のSG初制覇を果たした。同支部の盟友・寺田祥もメモリアルに連続優出して14年に3着、17年は念願のSG初制覇を遂げた。

 (4)女子は最多の5人 今大会の女子は海野ゆかり、遠藤エミ、小野生奈、細川裕子、長嶋万記の5人。これは13年第18回若松、昨年の第22回丸亀の4人を上回る最多出場記録になる。

 (5)誕生日 茅原悠紀が初日の11日に満31歳に。

【構成・中川純】(おわり)