優勝戦はインで人気を集めた守田俊介（滋賀＝４２）が逃げ切りＶを果たした。

　コンマ０８のトップスタート。誰もが「圧勝」を疑わないスリット隊形だったが、１マークで痛恨のターンミス。「ベテランらしからぬターンでした（苦笑）」。他艇に隙間が生まれ、差してきた武田光史がバックで迫る展開。しかし「足が良かったんで」と、守田が武田の差しを封じ込めて２マーク先マイ。ここで一気に後続を突き放し、独走態勢を固めた。戸田は初優勝、今年通算４回目のＶ。来年、当地で開催のＳＧクラシック出場へ１歩前進した。

　２着には吉原聖人、３着には石田政吾が入り、首位攻防を展開した武田は１周２マークのキャビテーションで６着に沈んだ。