【大野義孝のオレに任せろ】

青山周平が大会初制覇にチャレンジする。「オレに任せろ」の大野義孝は、12R優勝戦で迷わず青山(33=伊勢崎)を本命に推す。4日目準決10Rで8枠から速攻を決めて快勝。スタートは切れており、素早い仕掛けから4度目のSG優勝を飾るとみた。

青山のスタート速攻に期待する。準決10Rは8枠から好スタートを決めて一気に先頭に躍り出た。「摩弥ちゃん(佐藤)よりちょっとだけ先行できた。今年一番のスタートが切れた」と笑顔で会心のスタートを振り返った。

車の仕上げも順調だ。前2節(浜松SG、山陽G2)は車の動きが悪く、上がり3秒40が切れずに優出も逃した。そのため、今大会は初日に向けて新品クランクに交換した。初日の後は新品ヘッド、2日目後は新品ケース、3日目後は新品シリンダーと次々と新しいパーツを投入。それが奏功し、4日間の上がりタイムは3秒38台を計時した。準決の車の手応えは「音は最近の中では全体的にフィーリングはいいけど、手前が少し弱いなと思った。後半は少し跳ねもあったし、フレームも考えます」と最後の整備に全力を注ぐ。

SGは15年スーパースター(川口)で初制覇。16年オールスター(飯塚)を制し、今年8月オートGP(伊勢崎)で3度目を飾った。ここは大会初制覇&SG4回Vに向けて弾丸スタートをさく裂させる。

本抽選で真っ先に1枠を選択した池田が対抗。篠原、早川、佐藤摩も脅威だ。(4)=(1)から(2)(3)(6)の3着。