児玉碧衣(23=福岡)にとって、今回のガールズグランプリは好条件がそろった。

「8月のガールズドリームレースを勝った時と同じ1番車。その直後にここ静岡で完全優勝をした。いいイメージしか沸きません」。

冬場はタイムが悪くなるのが通例だが、「自力で12秒1(200m)が出ていた。あとは自分を信じてやるだけ」と、直前練習の感触も完璧だった。

参加前日に行われたファンパーティーの後には、同期の尾崎睦と静岡を街ブラ。名物のうなぎを食べて英気を養った。やれることは全部やった。レースの号砲が待ち遠しい。