現役最年長の高塚清一(72=静岡)に次ぐ、69歳の高橋二朗(東京)が優出した。

エース級の72号機を駆り、準優12Rは逃げた守田俊介に2コース差しで迫った。11年1月桐生以来の優出を果たし、優出会見では「ペラ調整でアドバイスしてくれた岩谷(真)選手と渋谷(正義)選手のおかげ。優勝戦の進入は内にいくか、伸びが付けば、伸びがいい水摩敦君の外にいくか」と話した。

衰え知らずの秘訣(ひけつ)は「肺に穴が開いて体力は落ちている。大事なのは、リラックスを心掛けること」。加藤峻二氏(引退)の72歳3カ月に次ぐ史上2位の年長V記録へ、無欲で挑む。