マシュー・グレーツァー(26=オーストラリア)が連日圧倒的なスピードを見せている。

準決11Rは打鐘3角7番手からスパート。中西大がまくりに行ったが、まるで競技のスプリントのように相手に合わせて踏み、上がり11秒2の好タイムで逃げ切った。予選に続く先行に「五輪に向けたトレーニングの意味合いもある。スピードを長い時間持続することを心がけている」と語った。

立川は昨年9月に続き無傷の5連勝中。「決勝は勝てるように、ベストを尽くしたい。競輪は何があるかわからないですから」。新旧スプリント世界王者の対決は必見だ。