浜松市出身のオートレーサー藤波直也(27=浜松)がこのほど、日刊スポーツ静岡支局を訪れ、22~26日の「K-mix杯G2ウィナーズカップ」(浜松オート)をPRした。

27期以前と28期以降から各48人を選抜。世代別に予選を行い、最終日の優勝戦では白熱の世代対決が期待される。31期の藤波は「デビュー9年目。そろそろ地元で勝ちたい。グレード戦で勝ったことがないので、浜松初勝利をG2で飾りたい」と力を込めた。

特別なモチベーションがある。「先週、3人目の子どもが生まれました。長男です」。1歳7カ月の双子の娘に続き、新たな家族ができた。地元初勝利で優勝賞金150万円を持ち帰ることが、最高の誕生祝いだ。「世代対決ですから、若手としてガツガツとしたレースをしたいと思っています」。通算4勝目を挙げる舞台が整った。