2予B6Rはまくり上げた林巨人に続いた近藤保(36=千葉)が、大外を強襲して準決一番乗りを決めた。先行1車の新納大輝がスタートを決め、単騎近藤は周回中9番手。「いろいろ考えたけど自力が先頭にいるし、とにかく足をためるしかないと思った」。そんな近藤が仕掛けたのは最終2角。すると、2車前にいた林もまくって「いい目標になりました(笑い)。吸い込まれるように伸びた」と振り返った。

2着権利というシビアなレースだったが「気楽に開き直ったのが良かったのかな」と近藤は笑顔を見せる。7月弥彦G3ではブロックセブン優勝と流れもいい。1月大宮以来のG3準決でも、開き直って結果を残せるか注目だ。