ルーキーシリーズ第17戦は、今泉友吾(29=東京)が冷静なイン逃げを決めた。

今年は7月桐生ルーキーシリーズ以来3度目、通算4度目の優勝を飾った。2着争いは、1Mで差した山崎郡が2Mで石原翼をさばいて2着。112期ワンツーを決めた。3着は石原が福田宗平に競り勝った。

明大中野高時代はラガーマンだった今泉が、今年3度目の「優勝トライ」を決めた。エンジン複勝率20・9%を感じさせない出足、回り足に自信はあった。あとはスタートだけだった。「コンマ15ですか。もう少し行っていると思った。前節の平和島(周年、準優6着)で調整面や走り方などいろいろと勉強したので、その直後に結果が出せて良かったです」。

通算1452走して、いまだフライングなし。驚異のスタート勘に「今後、G1戦もあるので、もうちょっとスタート力をつけたいですね」と苦笑い。次節は再びルーキーシリーズ第18戦(29~11月3日、尼崎)に登場する。