篠原晟弥(19=福岡)が、7Rを1着でゴールした。レースは大外からコンマ06のトップスタートを決め、空いたコースを見定めて冷静にまくり差した。

2日目に「乙藤(智史)さんにペラを教えてもらって、伸びが良くなった」と語っていた相棒48号機は、その後も足落ちせず、5日目を迎えた。「回り足は微妙」というものの展開を鋭く突き、徳山では初の1着。丸亀で水神祭を挙げた10月16日以来の通算2勝目となった。

前日に「僕は、女優の今田美桜さんと同じ、福岡講倫館高校の出身なんですけど、1度でいいから先輩の今田さんと食事に行きたい。今田さんの関係者の目に留まるように、芸能に強い日刊スポーツさんで僕を取り上げてください」と猛アピール。「準優組がいなくなる5日目のレースでは、絶対やりますから」と強いモチベーションでレースに臨んでいた。

最終日は6R6枠と9R5枠の2走。夢に向かって、引き続きスイッチが入っている。