佐藤摩弥(27=川口)が16年川口記念以来、2回目のG2制覇を果たした。。2着に丹村飛竜、3着は小林瑞季が入った。

踏み込みから気合の入ったレースだった。「勝つためにはスタートが絶対条件になる」とレース前に話していた通り、素早い仕掛けで先頭に立つと、その後も軽快に飛ばして後続を突き放した。

「スタートはばっちり決められた。道中もエンジンが良くてコースもしっかり走れていた。今できる最高の走りができた」。たたき出した競走タイムは3・337と、自己ベストを更新。決勝の舞台で最高のパフォーマンスを見せた。

今年早くも2回目の優勝に「1着回数も多くて、エンジンもいい状態。これをキープしたい」。今年も快調に、年末の大舞台出場へ歩を進める。