斉藤仁(43=東京)が準優へ足がかりを作った。

前半3Rは展示、レースともに枠なりオールスローと混戦の雰囲気を漂わせたが、コンマ14のトップスタートを決めて鮮やかに逃げ切った。「エンジンはもらった状態でも素性は悪くなく、微調整で回転を調整するくらい。(2日目のドリーム2ndは)回転やペラを優しい雰囲気にして押しがなかった。しっかり直して乗り心地が良かったし、足も2日目よりいい。これを基準にする」と手応えをつかんだ。さらに後半10Rでも5コースからしぶとく3着をつかんだ。びわこは前検日時点で通算勝率7・01と絶好の相性。準優進出へ攻める姿勢を貫く。