東龍之介(30=神奈川)が2予B・8Rを2着で勝ち上がり、2月・全日本選抜以来のG1準決進出を決めた。

目標の根田空史が打鐘前から一気にカマして後方は1本棒。「根田さんがあれだけ思い切って行ってくれた。精いっぱい自分のできることを、と思って追走しました」。

2センターでは波を作りながら後方をけん制したが、4角5番手から内を突いた和田圭が鋭く伸びて1着。東は絶好の展開を生かし切れず、笑顔は半分だった。

「根田さんが沈んで(7着)自分だけ勝ち上がって申し訳ない…。でも、日に日に感じは良くなって、今日(4日目)が一番の手応えでした」と感触は上向いている。

準決11Rは松井宏佑に託して決勝進出を目指す。