KEIRINグランプリ2020(12月30日・平塚)出場予定選手による共同記者会見が22日、都内で行われた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手は全員リモートで出席。近況と調子、レースでの作戦などを明かした。


リモートで行われたKEIRINグランプリの会見。画面右から車番順に郡司浩平、脇本雄太、松浦悠士、和田健太郎、清水裕友、守沢太志、平原康多、新田祐大、佐藤慎太郎
リモートで行われたKEIRINグランプリの会見。画面右から車番順に郡司浩平、脇本雄太、松浦悠士、和田健太郎、清水裕友、守沢太志、平原康多、新田祐大、佐藤慎太郎

【1】郡司浩平(神奈川) 成績は1年を通して安定していたし、競輪祭(優勝)からいい流れでいける。初出場だった去年は、よく分からないまま終わってしまった。今年はしっかり準備していきたい。いつも通り自力。


【2】脇本雄太(福井) オリンピック中止の悔しさを、競輪にぶつけてきた。(競輪祭での)落車のケガは完治していないが、2週間ほど治療に専念したあとはしっかり練習できている。タイム、感触と普段通り。平原さんが付いてくれるし、自力で頑張る。


【3】松浦悠士(広島) 安定した1年だったが、最後(競輪祭)の失格は悔いが残る。去年よりは落ち着いて走れそう。清水君の前で自力勝負する。


【4】和田健太郎(千葉) コロナ禍でレースが中止になったりした割には、しっかりした成績を残すことができた。南関の層の厚さが、流れを向かせてくれたと思う。郡司君へ。


【5】清水裕友(山口) G1(全日本選抜)優勝はうれしかったし、要所で勝つことができた1年。でも、後半の不調の方が印象に残っている。松浦さんとの話し合いには時間がかかった。後ろで。


【6】守沢太志(秋田) 1年間、安定した成績を残すことができた。現在は競輪学校で練習している。みんなが持ち上げてくれるので(笑い)ここまでは順調。2人(新田-佐藤)を信頼して付いていく。


【7】平原康多(埼玉) 今年は前半こそ思うように走れたが、中盤以降は落車が続いてしまった。グランプリは11回目。そろそろ優勝したい。脇本君の番手。


【8】新田祐大(福島) サマーナイト(フェスティバル)あたりから仕上がりが良くなって、8月以降は来年(東京五輪)に向けても練習。積極的なレースを続けたことが、今回のグランプリにつながったと思う。北日本の先頭で頑張りたい。


【9】佐藤慎太郎(福島) 1年を通じて1番車の責任を果たせたと思う。今年は、自分の力よりも前のおかげで、この場に立てた。連覇は考えず、新田君に任せる。


※左から車番、選手名、登録地、コメント