日本モーターボート競走会は4日、東京港区のBOATRACE六本木のSIX WAKE HALLにて2020年優秀選手表彰式典を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から一部報道関係者のみの出席で、式典の模様はJLC公式YouTubeチャンネルにて放映された。最優秀選手、最多賞金獲得選手、最高勝率選手、最多勝利選手、記者大賞と史上初の5冠達成の峰竜太(35=佐賀)、最優秀新人選手の前田篤哉(24=愛知)、優秀女子選手の平高奈菜(33=香川)、特別賞の今村豊氏(59=山口)に、潮田政明日本モーターボート競走会会長から各表彰盾が贈られた。

自身初の優秀女子選手を受賞した平高奈菜は、黒のロングドレスで登場すると「めったに着ないので緊張してます」と照れた。

昨年は12月のクイーンズクライマックスで待望のG1初制覇。6月に負傷しながらも見事に女子の頂点に立った。「(10年に)新人賞を取った時に、またこの舞台に立とうと思っていたのでうれしい。今年も一生懸命、いいレースを見せたいです」。今年もファンを魅了し続ける。