吉川貴仁(27=三重)が、大会2度優勝へ気迫の走りを見せた。

準優11Rは同期の栗城匠が3カドをチョイス。それでも、4コースからコンマ01のスタートを決めて、こん身のまくり一撃を決めた。

「スタートはちょっと様子を見たが、150メートルからはそのまま行った。運が良かった」とさわやかに笑った。

相棒の10号機には「直線やターン回りは本当に普通。ペラなどの調整はばちっと合わせられていない」とため息。それでもレディースVSルーキーズバトルは、19年6月びわこで優勝、20年2月の地元津で優出3着と好相性だ。「(レディースVSルーキーズバトルが)好きなんですかね?」と照れ笑い。12R優勝戦は2枠。「プレッシャーは感じていますが、特に変わったことをせずいつも通りに行きます」と口元を引き締めた。