さすが、ベテランの味。ナイター特別G1開催に男の火花がさく裂! 穴見和正(66=山陽)が2日目ダイヤモンドチャレンジ11Rでトップスタートから粘りに粘って、2着に食い込んだ。

勝った青山周平がCS放送の1着インタビューでレースVTRを見ながら「実際見てもすごいけど、映像で見るとものすごい! 穴見さんの火花は半端ないですね」と言わしめた、イン走法から来る左足の鉄のスリッパが、地面にこすれて出る強烈な火花がファンを魅了した。

「初日は回転が上がり過ぎたが、2日目は良かった。タイヤは良くてしっかり掛かった。立ち上がりが良かった」。コーナーの気配の良さでより大量の火花が彩られたのは間違いない。

この2着で、3日目は無事故で準決勝戦フリーパスの「ダイヤモンドレーサー」へと駒を進めた。3日目12Rは、再び夜の飯塚を彩る穴見の火花にも要注目だ。