オートレースを統括するJKAは5月31日、昨年9月1日より養成訓練してきた35期候補生が、わずか3人だけ選手資格検定に合格し、選手登録され、配属先が決まったと発表した。

当初、35期候補生は20人いた。5月31日に卒業する3人、退所届を提出した4人をのぞき、残り13人の選手登録およびデビューが遅れることとなった。そのうち、負傷などによる2人をのぞく11人については、養成所における規則違反(スマートフォンの時間外使用など)をしたため、謹慎期間を経て再教育訓練を今後行う予定としている。そのため、今回はわずか3人だけが卒業という、前代未聞の事態となった。

卒業する3人の配属先、デビュー戦は、伊東玲衣(いとう・れい、21)が川口配属で6月3日、新井日和(あらい・ひより、18)が伊勢崎配属で6月5日、西翔子(にし・しょうこ、27)が浜松配属で6月19日となった。