荒天も何のその! 森野正弘(36=山口)が逃げ切り、昨年8月下関以来となる通算7度目の優勝を飾った。2着は冷静に差した星栄爾、3着には山本寛久が入った。

高波とうねりで直前の11Rから安定板装着、さらに雷雨も加わりコンディション悪化と、不穏な空気が漂った。それでも、12R優勝戦直前に雨風やうねりが弱まり、水面は好転。森野はコンマ06のトップスタートを決めると、安定したターンで1Mを先制。バックで後続を突き放した。

何としても優勝したい理由があった。節間に2人の子どもが誕生日を迎えた。「優勝」という最高の誕生日プレゼントを手にした。

次節は29日からの三国G2モーターボート大賞。勢いに乗って突き進む。