背負うものが多い小坂知子(35=岐阜)が、昨年3月別府以来の優勝を狙う。

予2・7Rは先着した2人にこそ離されたものの、ごちゃついた中団からしぶとく踏み上げて3着。3場所連続の決勝進出を決め「調子は良くも悪くもないけれど、何とか決勝に乗れて良かった」とホッとした表情を浮かべた。

今春、選手養成所合格を目指すガールズの弟子を取り、師匠の威厳を見せる必要に迫られている。同時に「成績が上がらない旦那(吉田将成)の面倒も見なければならない(笑い)」という事情もあり、少しでも賞金を稼ぎたいところ。

決勝を前に「前前から臨機応変に何でもやっていきたい」と闘志を燃やした。