114期でデビュー4年目の川嶋百香(24=三重)がノリノリだ。

予2・6Rは逃げた亀川史華の2番手から追い込んで1着。今期6度目の決勝進出を果たし、「予選1着は少なく、うれしい。流れに乗れている」と、今年2度目の予選1着に好調さを実感した。

小学生の頃はレスリングに挑戦した。「東京オリンピック金メダルの向田(真優)さんと同い年で、戦ったこともあるんです。負けたけどポイントは奪った」。その後は陸上競技やトライアスロンに熱を入れ、心身を鍛えた。

そして今は四日市で浅井康太や柴崎兄弟らを相手に汗を流す。「みんな強いんです。浅井さんに体の使い方を教わるが、なかなかうまくできない」。超一流の力に触れながら向上心を強くする。

着々とスキルを上げる川嶋が、決勝11Rも主力を脅かしていく。